
極まれし魂。今、輝く時。
※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします
Discography
B'z
Title: ultra soul
31th Single ultra soul 2001.3.14 Release
12th Album GREEN 2002.7.3 Release
Music/Arrangement/Guiter: 松本孝弘
Lyric/Arrangement/Vocal: 稲葉浩志
Arrangement: 徳永暁人
Theme
アスリートの心理を歌っている内容になっている。世界水泳のテーマソングだからね。
Sound
景気の良いメロディーとポップで明るいサウンドが耳を引く、爽快でキャッチーなメロディーのデジロック。B'zと言ったらコレっていうような代表曲である。打ち込みが主体の初期のB'zらしい作風の楽曲でもある。
溢れんばかりのパワフルでエネルギッシュなサウンドが心を鷲掴んでくる。歌も軽快かつ豪勢で聴いていて気持ちがいいね。
因みに仮タイトルとして「iron soul」や「super soul」が候補に挙がっていた。各メディアやシアン展でよく話題になっていた。最終的に「ultra soul」に決まって正解だったね。分かりやすいし楽曲の雰囲気にピッタリだ。
Lyric
徐々に気持ちを昂らせるようなイントロ。それにしてもこのギターフレーズは本当に爽快だな。
どれだけがんばりゃいい 誰かのためなの?
分かっているのに 決意は揺らぐ
心が迷っている様子。本当は分かっているはずなのに気持ちがブレる時あるよね。仕方ない。
一旦ここではクールダウン。
結末ばかりに気を取られ この瞬間を楽しめない メマイ...
ゴールや結果ばかりに気持ちが向いてしまって、今この瞬間を楽しめないでいる。アスリートで例えると試合に集中できていない状態のことだろう。
ちょっぴり強引に韻を踏む。
夢じゃないあれもこれも その手でドアを開けましょう
祝福が欲しいのなら 悲しみを知り 独りで泣きましょう
そして輝くウルトラソウル
目の前のリアルと向き合っていけば、辛く悲しい出来事を受け止めなければならない。その先で祝福が訪れ魂は輝くと歌う。ノリの良いメロディーにシビアで非情な現実を突き付けるコントラストが異様かつ新鮮なインスピレーションを与えてくれる。
掛け声は「ヘイ!」派と「ハイ!」派で派閥があると思うが、自分は「ハイ!」派。
おのれの限界に 気づいたつもりかい?
かすり傷さえも 無いまま終りそう
自分の限界を勝手に設定してしまい、傷一つもないまま限界を知らずに終わってしまうことを危惧している。
一番大事な人がホラ いつでもあなたを見てる I can tell
大切な人が応援してくれている。その期待に応えるようにまた立ち上がる。
夢じゃないあれもこれも 今こそ胸を張りましょう
祝福が欲しいのなら 底無しのペイン 迎えてあげましょう
そして戦うウルトラソウル
正念場でこそ己を鼓舞して奮い立つに胸を張って、辛い現実と向き合って痛みと戦おうと歌う。
ちなみに原曲だと二番では「ハイ!」と言わない。ライブだと二番でもやっちゃうよね。そしてスラップ中心のベースソロからのギターソロといった構成。
希望と失望に遊ばれて 鍛え抜かれる Do it
様々な思惑に惑わされながら揉まれて強くなる魂。そして稲葉さんが「Do it!!」と強く迫る。ライブでは松本さんがしゃがれ声で「ヴァイ!」と叫ぶ。
そしてギターと歌のユニゾンはB'z感が強まるね。
夢じゃないあれもこれも 今こそ胸を張りましょう
祝福が欲しいのなら 歓びを知り パーっとばらまけ
ホントだらけあれもこれも その真っ只中 暴れてやりましょう
そして羽ばたくウルトラソウル
非情な現実の中でも歓びを振りまいて、更には真っ只中で暴れてやろうぜ!と煽ってくる稲葉さん。その後には魂は浄化されるように羽ばたくだろうと語る。
冷静に紐解いていくとスピリチュアルな様相にも聴こえるね。
ウルトラソウル...
どこまでも果てしなく続いていく人生を例えたようなアウトロで締められる。
総評
B'zの代表曲でアンセム的な意味合いが強いパワフルな楽曲だ。
繊細なアスリートの心情を上手に言語化して、それを明るく爽快に歌い上げる稲葉さん。B'zのお二人も音楽と向き合うアスリートだもんね。ただ単に「頑張れ!」の一言で済まさないところは手厳しい側面もあるが、それが手放しで応援せずに親身になってくれている様相が伝わっていいよね。
やっぱり人気曲なので様々なバージョンがある。個人的には震災の辛い時に再録された「ultra soul 2011」に元気をもらったので思い入れがある。あと単純に音が重くてハードで好き。
あと個人的に気になるところは、なんで小文字表記なのか?ってところだ。その謎を知りたい。
MVは真冬のプールにて撮影されたもの。そう考えると寒そう。曲が進むにつれて徐々に脱いでいく動画の構成だから余計にね。