銀色の念書

思いの丈を綴ります。

There is no goodbye. There is only hello.

INABA / SALAS 3rd Album ATOMIC CHIHUAHUA

永遠の別れなんてない。あるのは挨拶だけ。

※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします

Discography

INABA / SALAS

Title: ONLY HELLO part2

3rd Album ATOMIC CHIHUAHUA 2025.2.26 Release

Music/Lyric/Arrangement/Vocal: 稲葉浩志

Music/Lyric/Arrangement/Guiter/Back Ground Vocal: Stevie Salas

Drums/Percussion: Franklin Vanderbilt

Bass: Armand Sabal-Lecco

Keyboards: Lou Pomanti

Back Ground Vocal: Sam Pomanti

Back Ground Vocal: Kate Angel

Theme

永遠には続かない生命。ただ心の中で想い続ければ永遠に生きている。

Sound

壮大で魂に響くようなバラード。心の中に届いてじんわり広がるような音が心地良い。

教会で流れるような讃美歌のアレンジから始まり、最終的には弾き語りに収束する。楽曲の持つ世界観が同じなのに幅が広くて聴いていて飽きがこないのも特徴。普遍的な別れがテーマでもあるから誰でも共感しやすいのもポイントかも。人生の節目節目で脳内に流れてくる。

個人的にはドラムが印象的だと感じた。要所要所のアレンジが好き。

稲葉さんの深く低い声も良き。

Lyric

アルバムでは前曲から間を開けずに再生される。冒頭から讃美歌が流れるのではないかといったような様相。思わず大聖堂をイメージしてしまう。

There is no goodbye

There is only hello

初めて聴いた時は海外の人かと思った。英語の発音が良過ぎた。

別れなんてない。あるのは挨拶だけ。シンプルだけど壮大なメッセージだ。

眠れない 夜ならば

あなたを 思えばいい

寂しい夜だからこそ、あなたを思い浮かべる。

流れてく 雲を縫って

あなたに 会いに行こう

現世を超えてあなたに会う。かなり言っている事は無茶かもしれないが、心の中であなたを思えば会える。だから破綻してはいない。

こういう多くを語らないで想像を掻き立ててくれる歌詞は素敵。

There is no goodbye

There is only hello

バラードなのに仲間とシンガロングしやすい不思議なグルーヴ。明るく見送ってくれるよう。いつでも会えるよって。

最後のアカペラっぽくなるところがなんとも切ないけどね。

総評

多くを語らないので聴き手が各々のイメージで自分の人生と重ねることができて素敵な歌詞となっている。楽曲も音の広がりがありつつも「あなた」との距離感は近くて寄り添っている感あって安らぐ。

別れをネガティブに捉えている人にこそ聴いてみてほしい。違う価値観を感じて少しでも前向きになってくれたらと考えている。