銀色の念書

思いの丈を綴ります。

夢が萌えるイルミネーション

B'z 23th Album FYOP

愛に溢れたイルミネーション。

※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします

Discography

B'z

Title: イルミネーション

23th Album FYOP 2025.11.12 Release

Music/Arrangement/Guiter: 松本孝弘

Lyric/Arrangement/Vocal: 稲葉浩志

Arrangement/Bass: 徳永暁人

Drums: 山木秀夫

Piano/Organ: 小野塚晃

Thema

稲葉さんの実体験。コロナ禍でクリスマスが自粛ムードの中、田舎で煌々と光るイルミネーションを見た光景から着想を得て歌詞を制作されたとのこと。

Sound

柔らかな光に包まれているような優しさに癒されるキャッチーなロックナンバー。

松本さんのギターサウンドが良い塩梅にロックとポップを両立している。ピアノもロックバラード感を強めてくれている。若干ロック色が強めだけど、冬の厳しい寒さと街を照らすあたたかい灯りのような表現が音から伝わってくるよね。

稲葉さんも低音から徐々に高音へと声色を変えるグラデーションが綺麗で聴きやすい。あまり張らないしがなり声もないのもあるかもね。

Lyric

イントロがいいよね。

君の一番好きな歌を聴きながら進もう

暮れ残る空の下 浮かぶ山並み

君との楽しい夕暮れのドライブ。

「アマリニモ」の別れる前のような歌詞だと感じた。勝手に楽曲同士の繋がりを想像してしまう厄介なファンですいません。

曲がりくねった道をハモリ

進む君と僕のハイビーム

共に幾多の困難を越えて人生を歩む。「ハイビーム」って歌詞を入れることで夜ってことを自然と連想させてくれる。

ホントにあるよねウソじゃないよね 夢で見たイルミネーション

誰かが誰かのために灯す 愛まぶしたセレブレーション

Lights on, shine on はずむ息 震えったていいよ

二人で愛に彩られたイルミネーションを見に行く。その輝かしい美しさに感動している。

1番はシンプルめな内容の歌詞なのでスッと楽曲の世界観が入ってくる。親しい人に素で問いかけるような入りも好き。

ここは何処なのか わからないのがなんか嬉しい

君だけがただ一個の僕の知ってるもの

未知の領域を二人で歩む。君が居てくれるだけで嬉しいし楽しく人生を進んで行けるっていうようなニュアンスかな?

心細さが勇気になる

君と一緒にいるならね

君がいるだけで絶対的な安心を感じることができて心強い。二人だけの辛い心細いという状況を理解し合えているから心理的な安心感があるんだろうね。

B'zのお二人のことみたい。UNITEやる前ぐらいは他のアーティストとコラボレーションするなんて少なかったからね。主に2人で活動していた時期を思い出して感涙。

ホントにあるんですウソじゃないんです 息を呑むイルミネーション

透き通る風の中僕らの頬を染めてくでしょ

Lights on, shine on 麗しき花は開く

冷たい北風のように、厳しい障害が僕らを待ち受ける。それを乗り越えた時に新たな発見が生まれて前に進めると歌う。

芯がありつつも柔らかな音色のギターソロ。このアルバムの中で一番好きなギターソロかも。

ガッカリもションボリも丸めて 噛み締めて飲み込んで

ずっと諦めないでいられたらクライマックスは続く

辛いことや悲しいことも受け止めてキチンと消化して進めるなら、まだ物語は続いていくと歌う。

ホントにあるんですウソじゃないんです ユメが萌えるイルミネーション

生まれてきたこと誇れるようにその心飾るでしょう

Lights on, shine on 狂おしき鐘が響く

厳しい冬を乗り越えた春に芽吹く新芽のように、僕らも夢へと一歩前進してゆき自信がみなぎってくる。そしてクリスマスを連想させる鐘が鳴らされる。冬のバラード感が最後まで演出されている歌詞だ。

萌えるってのがまたいいね。アルバムジャケットの燃えるラジカセとも意味がかかっている。

アウトロは更にもう一段と盛り上がって新たな門出を祝福してくれるようだ。

総評

誰かに少しでもいいから上を向いてもらいたい、暗い夜に少しでも楽しんでもらいたいという愛に彩られたイルミネーションにピッタリな楽曲だ。アルバムジャケットに似つかわしくない優しい音色なのが逆にコントラストあって印象に残る。

楽曲の完成度もめちゃくちゃ高くて何度でも聴いていられる。個人的に近年で好きな曲トップにくいこんでくるぐらい。

恋人やパートナーなどとイルミネーションを見ながら聴くとほっこりとした気分に浸れるはず。

www.youtube.com

歌詞の世界観を反映した車や光が目立つ、美しい花々に囲まれたMVとなっている。稲葉さんの色気も漏れつつ、松本さんの余裕あるボス感がいいね。