銀色の念書

思いの丈を綴ります。

輝く日々は永遠に埋もれてゆく

Slash feat. Koshi Inaba 1st Single SAHARA feat.稲葉浩志


忘れられない輝く日々が、何故だか砂漠へ埋もれてしまう。

※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします

Discography

Slash feat. Koshi Inaba

Title: SAHARA

1st Single SAHARA feat.稲葉浩志 2009.11.11 Release

1st Solo Album SLASH 2010.3.31 Release

Music/Guitar/Arrangement: Slash

Lyric/Vocal: 稲葉浩志

Drums: Josh Freese

Bass: Chris Chaney

Percussion: Lenny Castro

Thema

サハラ砂漠のように乾いた心。月日が経つにつれ砂の波にいつしか埋もれる想い出。

そんな悲しい過去の恋愛模様を歌っている。

Sound

B'zのようなハードロックの起源というかルーツに近いロック。耳に重くのしかかるサウンドが重厚感あって最高!ガンズのギタープレイヤーだから当然か。

ただ全体的にGuns N' RosesよりはB'zっぽいスタイルな楽曲。随所にスラッシュっぽさやガンズサウンドはあるが、稲葉さんが歌いやすいように寄り添ってくれた感ある。

B'zのようにノリやすくパワフルで、Guns N' Rosesのような攻撃的でありながらメロディアスな仕上がり。

こういう豪華コラボレーションは機会があればドンドンやってほしいな。実際こうやって素晴らしい楽曲ができてるからね。いちファンからの切なる願いです。

Lyric

スラッシュのゴリゴリコテコテロックリフと稲葉さんのコーラスが瞬く間に耳を支配する!超一流のトップオブトップ同士だと、ただただ才能と迫力に圧倒される。

ちょっとずれた歯並びも 吸いつくような手触りも

窓の外眺めてた でっかい看板の灯りも

誰かを思い浮かべている様子。夜の街でいい感じになっている情景と共に。

ここの歌裏のギターはガンズ臭漂うメロディー。やはりTAKではなくスラッシュだと改めて思わされる。

Sorry I don't remember anything about you

消えちまってるんだ あれもこれも

今夜はなんでだろ いつもより喉が渇く

ごめん、君のことは覚えていない。といきなり失礼発言。んで自分でも不思議と満たされない現状に気づく。

けどサビ前の歌詞でシチュエーションとか語ってたのに。なんで忘れてしまったんだろう。

夜明け前 絶対先に眠ったのはお前のほう

調子いいことばっかほざいて だらしなかったのは俺のほう

お前とイチャついてたことを思い出す。その時の自分の浮き足立っている様子を悔やんでいる。調子乗ったり油断してると、足元を掬われたり思考回路が鈍って誤った判断をしてしまうからね。けど反省できている様子ではある。

Sorry I don't remember anything about you

砂にまみれたんだ あれもこれも

焼けつく風が心の中吹き荒れる

そして、いつしか砂漠の流砂に記憶が侵食されかける。心も嵐に襲われて荒れている。嫉妬や焦燥、絶望に駆られて荒む心だろう。

ここで一旦クールダウン。そして、アラビアンな稲葉さんのメロディーシャウトから次の歌詞に繋がる。

幼く燃える嫉妬の塊だった

なにがなんでもお前をつなぎとめておきたかったんだよ

ここで子供が抱えるような嫉妬に駆られる心情を吐露。ただお前と繋がっていたかっただけなのに。

別れはいつだって辛い。大切な人に想っている人なら尚更。

シャウトも炸裂し、ギターソロも蠢く心の不安定さを表現しているようだ。

Sorry I don't remember anything about you

消えちまってるんだ あれもこれも

浮かれた気分で 誰かを傷つけ

I can't let go... anything about you

台無しにしたんだ あれもこれも

輝く日々は永遠に埋もれてゆく

君のことが忘れられない!と本音が溢れる。後悔の念に苛まれて、お前との日々は記憶の奥底へと埋もれてゆく。

永遠だからもう二度と会うことはない。

総評

最高にロックをかましている楽曲。辛く悲しい心情を豪快に歌い上げる稲葉さん。スラッシュのギターにも物怖じしない完璧な歌唱力には、聴いているこちら側が気圧される。そんなエネルギーに満ち溢れている最高の楽曲だ。

好きな曲と好きなバンドのコラボレーションなので是非いろんな人に知ってもらいたい。

日本詩版と英詩版が存在するが、どちらも最高にイカしている!英詩版だとギターソロの中盤あたりでスラッシュのギターに負けじと高音シャウトをかましている。