
自由ってどんなものでしょうか?
※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします
Discography
Title: Stay Free
5th Album Singing Bird 2014.5.21 Release
Music/Lyric/Arrangement/Vocal: 稲葉浩志
Arrangement/Bass: 徳永暁人
Drums: Shane Gaalaas
Organ: 小野塚晃
Thema
稲葉さんなりの自由論について語られている。
Sound
荒野に吹く風のような渇き系のサウンドが稲葉さんの魅力を引き立たせ、自由という真理へと迫っていく哲学系な楽曲。
イントロは乾いたアコギが荒野に吹く風のようだ。何かを予感させるベースや、荒野を駆けるようなオルガンもクール。音だけでも完成度高い。
今回は稲葉さんのザラついた感じの声質。収録時の喉の調子が気になるところ。それともあえてなの?
Lyric
イントロの雰囲気が稲ソロ感満載で好き。
見たことない鳥ならば 君が名前をつければいい
誰かがその昔に 始めた時と同じように
太古の昔に動物に名を付けたように、君が自由に名前をつければいいと促す。
自由って確かにそういうもんだよね。共通認識や学術的な目的の為に名付けられてはいるが、自由ならなんて名前を付けてもいいもんね。
つれない人もいるだろう
ひそひそ噂するだろう
そうやってウサを晴らすだろう
勝手に名前付けてて「やべぇ奴だ」と悪評立てて噂を流す。そうして憂さ晴らしする輩もいるだろう。確かに周りからしてみればヤバい奴かもしれない。けど周りに迷惑かけてないならアリなんじゃないかな?自分もそう思います。
自由ってどんなものでしょ
もう何百回も聞いたコトバでしょ
ぞっとするほど寂しくて 狂おしいほど美しいもの
自分の頭の中の思考を解き放ち、独創的な自分だけの美しい世界を現実世界へアウトプットする。けどそれは周囲に理解されないかもしれない孤独な責任を伴うもの。それが自由なんじゃないか?と自分なりに歌詞から解釈した。
自分が何色なのか なかなかはっきりしなくても
無理に急ぐことなどない 目に映るものちゃんと見りゃいい
すぐに自分のスタイルを確立できなくても、真実から目を背けなければいい。ゆっくりじっくり自分のペースで探ればいい。
優しくも頼もしい歌だね。様々なモノを見定める期間も必要だしね。更には急かさないで自分のペースでやればいいと促すのも包容力ありすぎ。
誰かは君を忘れるだろう
きっと遠くにいっちゃうだろう
そして幸せを探すだろう
自分の自由を求めて幸せになる。その際には忘れられてしまうかもしれない。
自由ってどんなものでしょ
逃げるだけじゃこの手には掴めない
三日月のようにとんがって 太陽のように燃え上がるもの
腰が引けたり受け身になっていては自由はモノにできない。自由を掴みたいなら、情熱を持って何かに打ち込んで突き詰めていこう。そう稲葉さんは語る。
自由って...
自由とは何か?改めて答えを探し求める。
松本さんとは違った味のある大賀さんのギターソロ。
自由ってどんなものでしょ
逃げるだけじゃこの手には掴めない
自由ってそんなものでしょ
荒れ果てた大地を彷徨う感じ
獣のように乱暴で 儚い花のように気高いもの
厳しく辛い環境で生き抜く獣のような逞しさと、一夜にして散ってしまうような尊く誇り高いモノ。それが自由。
ここの「逃げるだけじゃ」の声いいよね。しゃがれてて。
アウトロは自由を求め荒野を駆けるようなメロディー。旅していくウエスタン感あるよね。
総評
稲ソロらしさ溢れる楽曲!
自由とは何か、という問いに稲葉さんらしさ溢れる返しをする。人生に迷っている時や立ち止まってしまった時に聴くことをオススメする。
MVは稲葉さん所有のバイクで、都内をツーリングするものとなっている。無骨でカッコいいバイク。いいね。
アルバムジャケットもバイクだよね。