銀色の念書

思いの丈を綴ります。

涙さえ流れない夜に、煌めく星を見て...。

稲葉浩志 2nd Single KI

太陽のように、何度でも立ち昇る。

※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします

Discography

稲葉浩志

Title: AKATSUKI

2nd Single KI 2003.6.11 Release

Music/Lyric/Arrangement/Vocal/Acoustic Guitar: 稲葉浩志

Arrangement/Bass: 徳永暁人

Arrangement: 寺地秀行

Electric Guiter: 春畑道哉

Drums: 青山純

Thema

何度でも立ち上がる不屈の精神。それを太陽と喩えて歌う。

Sound

静と動が激しく交差するハードロックナンバー。基本の静の部分が孤独に暗く、動の部分も夕焼け空のように哀愁漂う激しさがある。

稲葉さんのロックボーカリストとしての技量が遺憾なく発揮され、逞しい歌声としなやかなファルセットの両方を楽しめる。

切ないギターメロディーからの激しいドラムの組み合わせが良いね。

Lyric

シンプルながら渋くてカッコいい。イントロからカッコいい!

涙さえ流れない夜に 煌めく星を見て

気の遠くなるよな距離を想い カーテンを閉めきった

失恋したのか、哀しみに暮れ過ぎて枯れた涙。それでもあなたを想い、一人で考え詰める。

どんよりと暗い様相が伝わる。

どんなにあなたが 冷たく私を

素通りしたとしても 責めないよ

あなたに無視されても構わない。誰のせいにもしない。

傷ついてもいい 抱きしめてもいい

目の覚めるような 火花を散らして

色褪せない 魂の playground

終わらせない I will come around

暁を告げる鐘が鳴り 私はまた舞い上がる RISE

良い方向でも悪い方向でも、どっちにどう転んだって構わない。何度でも立ち上がる。不屈な精神で逞しい様相を歌詞とサウンドから感じ取れる。

あなたを探し路上を彷徨い 月の影に眠る

一人孤独にあなたを求める。

翼をもがれたよ 泥にキスしたよ

それでも私は 笑い返す

プライドをかなぐり捨てても笑う。なんという不屈の精神だ。

傷ついてもいい 抱きしめてもいい

目の覚めるような 火花を散らして

突き落とされよう 裏切られよう

何べんでもいい 浮かび上がれ

東の空を朱く焼いて 私はまた舞い上がる RISE

決して諦めない。裏切りやどん底を経験していても何かしらの結果や傷跡を残す。朝日が昇るように。

暗い予言が街を飛び交い 失うことを畏れみんな祈る...

世間は絶望に満ちてネガティブな感情にのまれている様子。ネガティブな噂や感情は伝染しやすいからね。

2000年初期だからノストラダムスの予言とかを歌っているのかな?

トーンダウンしてからの、爆発するように激しいギターソロへ。ここもクールでかっこいい。

傷ついてもいい 抱きしめてもいい

目の覚めるような 火花を散らして

色褪せない 魂の playground

終わらせない I will come around

突き落とされよう 裏切られよう

何べんでもいい 浮かび上がれ

火の鳥のように お日様のように 蘇ろう 絶望などない

暁を告げる鐘が鳴り 私はまた舞い上がる RISE

いくら陽が沈もうと翌朝に陽が昇るように、沈んだ気持ちを高めて諦めないで進む。

涙さえ流れない夜に 煌めく星を見て

まだまだ辛い日々が続いてゆくが、それでも希望を捨てずに進む。

総評

シンプルにかっこいいロックしてて惚れる。テーマもシンプルだからこそ、サウンドが洗練されてて何度聴いても色褪せないカッコ良さがあるんだよね。そして、諦めない気持ちを昂らせてくれる楽曲だ。

因みに、シングルタイトルの「KI」というのは「敬愛」や稲葉さんの趣味である格闘技観戦の「K1」というのもかかっているらしい。その不屈の精神を持って戦う戦士のことを尊敬してやまない気持ちが込められているのかな?

www.youtube.com

いろんな稲葉さんを堪能できるMVで観ていて飽きない。