
傷だらけの日々に別れを告げ、次なる世界へと飛び立つ。
※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします
Discography
B'z
Title: さよなら傷だらけの日々よ
48th Single さよなら傷だらけの日々よ 2011.4.13 Release
18th Album C'mon 2011.7.27 Release
Music/Arrangement/Guiter: 松本孝弘
Lyric/Arrangement/Vocal: 稲葉浩志
Arrangement: 寺地秀行
Drums: Shane Gaalaas
Bass: Barry Sparks
Thema
タイアップで「ペプシネックス」のキャッチコピー「GO NEXT! 先行くおいしさ」をテーマに制作された。内容としても「次なる挑戦」という近しいものを感じる。
Sound
カッコいいリフが楽曲全体を盛り上げているロックナンバー。
ギターのリフが重くてハード!そしてフレーズも爽快感あってクールだ。
何気にベースラインもカッコいいんだよね。バリーの良さや魅力が存分に詰まっている気がする。そしてシェーンのドラムとも良く合う。イングヴェイ・マルムスティーンやマイケル・シェンカー・グループ時代からリズム隊を共にこなしていたからだろう。この二人の安定感は底知れない。それもこの楽曲からひしひしと伝わってくる。
Lyric
電子音からハードなギターリフに変貌。クールにカッコよく幕を開ける。イントロからカッコいい!
懲り懲りするよ このシチュエーションはもう
あなたの背中 消えて遠く遠く
もう嫌になるほど何度も同じ経験を繰り返す。そうしている間に、あなたはどこか遠くへ消えてゆく。
変化がない日常を過ごしていると退屈。そして周りについていけなくなる。そんな状況が嫌な様子。
余計なものばっか 買い足した果てに雁字搦めのこの部屋
誰か掃除してくれや
何でもかんでも買い溜めて、結局は使わないで部屋に放って散らかっている。んで最後は人任せ。
変化を楽しもうとする準備はあるけど一歩踏み出す勇気がない。そんな印象を受けた。
あと雁字搦めになって動けなくなるほどって個人的にはゴミ屋敷を想像してしまう。
(Let me go now!)のバックコーラスが気持ちを昂らせて、次の世界への後押しをしてくれる。
(So long) さよなら傷だらけの日々よ
目指すは次の世界
明日はもうここにはいない
別れとは辛く 新しいものだろ
まだ見ぬ風にのってグライド
明日にはこんな日々とはおさらばしたい。新しい環境に身を置くということは、辛い別れがあったり未知との遭遇が待ち構えている。けど勇気を出して飛び込んでいきたい様子。
ステップアップするには挑戦は不可避。避けては通れない道だからこそ、辛く厳しいが新たな経験が身に付き自分の糧になる。当たり前のことなんだけど、稲葉さんが改めてこうやって言ってくれるのはありがたいね。
気付いてしまったよ ボクを傷つけたのは
このボクだったよ Baby そうさ So sad
自分で自分を傷つけていたのに気付いて哀しくなる。
歌の入りのダッダーンが個人的に好きなアレンジ。
鏡で自分ばっか 眺めて恨み節歌うのはやめます
そして出てゆきます
後悔の念に苛まれたり自己嫌悪に陥るのはやめると宣言。覚悟が決まったか!?
ここのシャウトはウジウジした気持ちを吹き飛ばすようだ。爽快!
(So long) さよなら傷だらけの日々よ
目指すは次の世界
はじめの一歩は震えても
ホコリにまみれて 人に触れて愛を知る
頬切る風にのってグライド
はじめの一歩は勇気や気合いなど必要で、まだ少し怖くて震える。けど傷や埃を被りつつも人と触れ合うことで愛を感じる。厳しい向かい風が待ち構えているが飛び立つ。
ここの歌詞表現好きです。簡潔かつ的確にまとめられていて分かりやすいし想像しやすいから。
一旦スローテンポになり、そこからギターソロに入る。メロディアスで聴き惚れてしまうし、緩急が上手に活用されている。
目指すは次の世界
明日はもうここにはいない
(So long) ありがと悔いだらけの日々よ
今ならば言える
人は容易く変わらぬけど
いつの日か本当に戻るべき場所を知る
まだ見ぬ風にのってグライド
これまで自分を育ててくれた環境や人々に感謝を伝える。簡単には人は変われない。だから今までいた居場所にも大きくなったら帰ってきたいと思いを馳せる。そして新たなる世界を求めて旅立つ。
人間味もあるし、あたたかくも力強い歌詞。
総評
新生活を送る人やステップアップの為の転職をする人に合う楽曲だと思った。聴いていると清々しく爽快な気分になれる。
シングルジャケットはノスタルジーな様相。太陽にほえろ!的なイメージかな?個人的にちょいダサな印象だけど、その古めかしさが渋く良い味にもなっていると思う。
MVでは暗雲が立ち込める荒野で演奏するものとなっている。
ライブでは正確無比なリズムキープと太いベースサウンドを放つバリーを堪能できる良い楽曲。