
簡単に掴み取れるし、簡単に離れてゆく。
※独断と偏見で感想や解釈を語りますので、ご理解いただいた上での閲覧をお願いします
Discography
B'z
Title: Easy Come, Easy Go!
6th Single Easy Come, Easy Go! 1990.10.3 Release
4th Album RISKY 1990.11.7 Release
Music/Arrangement/Guiter: 松本孝弘
Lyric/Vocal: 稲葉浩志
Arrangement: 明石晶夫
Drums: 青山純
B+U+M
Thema
金も恋も、幸せも不幸せも、簡単に手に入るし簡単に逃げてゆく。
Sound
アコースティックな弾き語りナンバー。そこにブラスを効かせて、派手ではないものの脳内にじんわりとインパクトを残してくれる。
思わず身体を揺らしてしまうようなサビのグルーヴが心地良くて、何故かリラックスして聴ける。
Lyric
イントロからブラスが耳を引く。
さよなら言われた後で もう振り向かない
別れにすがって生きる 女にはなれない
去る者追わずの精神だが、強がって女性を突っぱねるような嫌な言い方をする。男はこういう見栄を張りたがりだからね。
濃密な夜を思い出せば 泣けてくるほどせつないのに
抜け殻になるのはヤだから 君はまた独りきり
過去の幸せのひと時に思いを馳せ浸る。けどそんなことすると現在が不幸みたいに思えて切なくなる。
踊ろよ LADY 優しいスロウダンス
また始まる 眩い Show Time
泣かないで BABY 力を抜いて
出逢いも別れも EASY COME, EASY GO!
そんな彼女とまた楽しいひと時を過ごして励ます。優男だね。
ここのコーラスがほわほわでいい。みんなで萎んでいる人を励ましているようだ。
夢にまでフラれそうで 思わずぞっとする
そんな日をどうか耐え抜いて 明日にバラを咲かせよう
上手くいかない日々が続いて、自分の人生が嫌になりそうだが、なんとか生きてる。社会人になると痛感するよね、悲痛な現実に。
昔卒業の寄せ書きに書いたことのあるクサイ言葉
「逆境にくじけるな」と今 自分に言い聞かせて
過去の青臭い真っ直ぐな想いの言霊が自分を支えてくれる展開、熱いわ。
ここは稲葉さんが実際の卒業アルバムに書いた言葉。実体験に基づく歌詞には説得力が増すよね。
踊ろよ LADY 優しいスロウダンス
ぐるぐる回る 世界の中で
泣かないで BABY 力を抜いて
金も恋も EASY COME, EASY GO!
世界は常に止まることなく回り続けるから、金や出会いなどは簡単に手に入れたり離れたりする。楽観視させてくれる歌詞で、肩の荷が自然と降りる。
ソロはメロディアスでありながら後半は熱い気持ちをぶつけるようなものになっている。
生涯 最愛のものを手に入れるまで
晴天ばかりは続かない... 体が気づいてる
過ぎた時間はすべて DESTINY
今の君を産んでくれた
厳しく辛いことが続くけど、それを耐え抜いたら過去の出来事は経験や糧になり、常に新たな自分を生み出してくれる。
ここのメロディーの展開がエモーショナルで好き。
踊ろよ LADY 優しいスロウダンス
また始まる 眩い Show Time
泣かないで BABY 力を抜いて
悔しさを忘れないで
踊ろよ LADY 優しいスロウダンス
笑われても あくまでマイペース
まだまだまだ 盛り沢山 LIFE
幸も不幸も EASY COME, EASY GO!
これからも苦難を乗り越えて悔しさをバネにして生きよう。リラックスしてマイペースに踊る感じでもいいから、と優しく歌う。
アウトロはフェードアウトで、これからも続く長い人生を表しているようだ。
総評
ゆったりと優しく腰に手を当てて寄り添って踊るようなアコースティックな楽曲。聴いていると自然とリラックスできるよね。
深刻に考えすぎて生き苦しんでいる人が多い現代に刺さる歌詞だ。シングルジャケットが都会で撮られているのも、それを意識したのかな?自分は変に考え込む必要はないとこの楽曲から教わって生きてきたから本当に助かっている。切羽詰まっている時や疲れている時に聴くと沁みる曲かもね。
因みにアルバムバージョンも存在する。そちらは生音で構成されている。
MVはなく、初期の頃のライブ映像をそのまま使用している。